皆さんこんにちは!今月の1課の技術書担当tomyです。
毎年夏はスーパーカップ・バニラ味の6個入りファミリーパックを常に冷蔵庫にストックしているのですが、いつの間にかそれが近所のスーパーから消えており絶望しています。
調べたところ「明治 エッセル スーパーカップミニ 超バニラ 90ml × 6個」は販売終了商品になっていました。
しかし先日別のスーパーで同じ商品を発見!
「なんだ、あるんじゃ~ん」と思ってよく見てみるとなんかパッケージが変わってる…?
リニューアルしたのかなと思ったら
明治 エッセル スーパーカップミニ 超バニラ 80ml × 6個」と記載が。
80ml…10ml減っとる…(´;ω;`)ここにも値上がりの波が…

さて!そんな私の個人的な悲しみは一旦置いといて、SharePoint編4回目です。これまでは、SharePointはこんなことができるよ~SharePointはこういうものだよ~みたいなユーザー視点の説明書的なお話をしてきたんですが、今回はSharePoint”Server”について運用視点で調べてみた勉強ブログです(・ω・)ノ

▼SharePointServer2019

まずはSharePointServer“2019”の情報を見てみます。
Microsoftのサイトを確認してみると、大規模な企業で使用する場合、小規模で使用する場合、とかインストールに関する説明が分かれていました!
親切だなー(文字だらけで途中気を失いそうになりましたが)
以下は小規模な環境で最小限のサービスを使用する際のハードウェア要件(最小値)です。

 ・RAM:12GB
 ・プロセッサ:64ビット、4コア
 ・ハードディスク領域:システムドライブに80GB、2番目のドライブに100GB

インストールには、十分な空き容量が必要ですが、日常の運用となると上記よりさらにディスクの空き容量が必要となります。
また、前回のブログでもお伝えしましたが、SharePointServerは単一での利用はできません。
データベースとしてSQLServerも必要であるため、そちらの事前準備も必須です。
さらに、冗長性をもたせたり、負荷を分散させる目的で、複数のサーバーを使用したサーバーファームとして利用されることが多いため、実際にはもっとディスク容量が必要となります。

▼SharePointServerとSQLServer

前回のブログでもちょっと書いたんですが、ユーザーが作成したSharePointサイトやそれに含まれるライブラリやドキュメントなど、データの大部分はSQLServerへ格納されます。
SQLServerとは、Microsoftが提供するデータベースシステムです。
ユーザーのSharePointサイトの使用方法については様々ですが、部署内の情報を日々更新したり、会議の議事録をアップしたり…
設定を行わない限りは、アイテムが自動的に削除されるということはないので、SQLServerも十分な容量は必要ですね。
実際にユーザーがSharePointサーバーへアクセスした際は、SharePointServerとSQLServerでは内部的に様々なやりとりが行われています。
その結果SharePoint上にある情報へアクセスすることが出来ています。

ちなみに、SharePointの以前のバージョンではSQLServerも自動的にインストールされていたみたいですが、SharePointServer2016・2019では自動的にインストールされることはなくなっているようです(・ω・)ノ
そのため、SQLServerは事前準備が必須です。

また、SQLServerとSharePointServer用のWindowsサーバーは、それぞれActiveDirectryドメインに参加させておく必要があり、SharePointServerの運用・ユーザーへのSharePointサイトの提供には様々な作業が伴います…

▼SharePointServerの運用管理

SharePointServerの構築についてMicrosoftのサイトを見ていると、いろんな情報が五月雨式に出てくるので混乱に混乱を重ねているのですが(頑張れ)、もちろん構築後の運用管理もいろいろとやるべきことがあります。
準備ツールの実行や、SharePointServerのインストールが完了すると、管理者は様々な管理が可能になります。

サイトコレクションの作成、削除、管理
全体管理サイトより、サイトコレクションの作成や削除が可能です。
サイトコレクションの管理者として設定されたユーザーは、配下にサブサイトを作成したり、権限を付与したりできるようになります。
しかし、SharePointServerもSQLServerも際限なく使用できるわけではありません。
準備したディスク容量には上限があるため、ユーザーへ提供するサイトコレクションは予め使用可能な最大容量を決めておく必要があります。
また、今どのサイトコレクションがどれくらいの容量を使用しているか、上限に近づいているサイトコレクションはないかなど日々の管理も必要です。

監視ツールの使用
SharePointServerには、サービスが正常に動いているか、トラブルや危険性がないかなど、あらかじめ問題を未然に防ぐことを目的に監視ツールが用意されています。
「SharePoint Health Analyzer」は決められた複数のルール定義に基づいて、パフォーマンスやセキュリティ、構成などを分析します。
データベースのバージョンは最新か?ディスク容量は十分か?など…
このルール定義は変更が可能で、あらかじめ決められたスケジュールで実行されます。
エラーが検出された場合には原因を確認し、再度ルールを実行して問題が解決されたことを確認します。

この他にも更新プログラムの実行、有事の際のバックアップなど…
ユーザーへサイトコレクションを提供する上でのルールを決めることも必要ですね。
SharePointServerの運用管理者は、日々正常にSharePointが利用できるよう管理を行っていく必要があります。

そんな感じでちょっと今回はSharePointServerの運用面について情報をまとめてみました。
次回は実際にインストールとかどういう風に構築するのかとかまとめられたらいいな…

それでは次回の(半年後?)1課の技術書でまたお会いしましょう。
アデュ~

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tomy

九州出身、シエルプレザンへの入社を機に上京しました。社員インタビューや小話などブログのコンテンツをあれこれ書かせてもらってます。最近は筋トレやストレッチに真面目に取り組みつつ、都内のあちこち散歩するのにはまってます。