再びお久しぶりです、nanaです。
4月ぶりのブログです。
相変わらず在宅勤務メインで自社にもなかなか戻らないので、未だにレアキャラです。
レアキャラから脱せるように頑張りたいとは一体…
少しずつライブも行けるようになってきたので、ライブ参戦するために感染対策を頑張りつつ、働いてます。
推しは推せるときに推しましょう!!最近切実にそう思います……
さて、前回は業務を効率化するための自動化ツールについて触れました。
1課の技術書 業務自動化編にてざっくりと自動化ツールってなんぞや?を書いているので先にこちらの記事をどうぞ!
今回はRPAをメインにお話していきます!
■RPAとは?
前回の記事で簡単に説明しましたが、もうちょっと深掘りします。
RPAとはRobotic Process Automationの略語です。
直訳するとロボットによる作業の自動化、みたいな感じですかね…?
(英語が苦手なことがバレてしまう……)
RPAツールというソフトウェアを使用して、コンピュータの画面上で行われるGUI操作を自動化できます。
マウス操作やキーボード入力の操作を「記録」し、「実行」すると、記録した操作を正確に実行してくれます。
例えば、複数のシステムからデータを取得して成形しメール送信する、準備されているデータを繰り返しシステムに入力する、など定型業務や同じ操作を繰り返し行う作業に向いています。
その反面、手順が毎回変わったり判断が伴うような作業には向いていません。
■RPAに向いている業務、向いていない業務
RPAで自動化できる業務はどのような業務でしょうか?
逆にできない業務はどのような業務でしょうか?
RPAに向いている業務は下記のようなものがあります。
・コンピュータ上で完結する業務
コンピュータ上の操作だけで処理が終わる業務はRPAに適しています。
例えば、帳票の作成やレポートの作成、システムへのデータ入力などコンピュータ上で完結する業務はRPAに向いています。
・データ収集・集計業務
特定の情報を集めて集計する業務はRPAに適しています。
例えば、複数のデータ処理や、データの転記作業など膨大なデータを処理する業務は作業負担も減り、費用対効果も期待できます。
RPAに向いてない業務は下記のようなものがあります。
・人の判断が必要な業務
数値などで判断基準が確立している作業は自動化できますが、人の判断が必要な作業はできません。
・例外ケースが多く存在する業務
RPAは例外が発生するとエラーで止まってしまいます。
例外ケースが発生するたびにメンテナンスを行う必要があるため、自動化すると余計に時間がかかる可能性があります。
■業務を自動化するには…
実際にRPAで業務を自動化するためには何をすれば良いのでしょうか。
まずは操作手順を記録する必要があります。
この操作手順を記録したものを「シナリオ」や「ロボット」といいます。
RPAツールはコンピュータ上の操作を記録することでシナリオの作成ができるため、基本的にはプログラミングは必要ありません。
シナリオを作成するために業務の手順を見直し、自動化する箇所を明確にしましょう。
自動化する箇所が決まったら、シナリオを作成します。
使用するRPAツールにより方法は異なりますが、下記な方法があります。
・実際に操作を行いその操作を記録する
・あらかじめRPAツールで登録されている操作をドラッグアンドドロップで組み合わせる
ショートカットキーを使用したり、ブラウザ操作やアプリを組み込むことも可能です。
また複数のアプリなどを横断して組み込むこともできます。
シナリオを作成したら、そのシナリオを「実行」します。
これで業務が自動化できました!
特別な知識はあまり必要ないため簡単にシナリオを作成することができます。
■RPAの種類
前回、RPAにはデスクトップ型、サーバ型、クラウド型があると言いました。
今回はもう少し詳しく3つの違いに触れていきます。
◆デスクトップ型
・個々のPCに直接インストールするオンプレミス型のRPA。
・個々のPCで完結する作業に向いている。
・個々で作業を自動化するため、小規模に向いている。
・管理コストが安価。
・デメリットは個々で管理できるため、属人的になりやすい。
◆サーバ型
・自社サーバ内に構築するオンプレミス型のRPA。
・自社サーバに接続するため、業務を横断して一括管理が可能。
・複数の処理を実行できるため、大規模に向いている。
・サーバ上で管理されるため、デスクトップ型、クラウド型に比べてセキュリティ面に強い。
・デメリットはデスクトップ型、クラウド型に比べて費用が高い。
◆クラウド型
・RPAを提供する企業のクラウドサーバ上のRPAツールを使用するクラウド型のRPA。
・低コストでの導入が可能。
・Web経由でロボットを使用する。
・構築やPCへのインストールが不要。
・デメリットはクラウド上で利用できないシステムやアプリケーションとの連携はできない。
前回もそうでしたが、RPAだけでも調べるとたくさん情報が出てきて、自分の中の知識もアップデートできました。
業務ではひとつのRPAツールしか使用しないので、知らないこともたくさん出てきます。
自動化できる業務はどんどん自動化して、業務を楽にしたいです。
でも自動化にするために工数がかかったり、楽にしたらまたその分別の業務が増えたりするので、仕事はなかなかなくならないですね…
いや、まるっきり仕事がなくなるのも困るんですけどね。
定時上がりできるくらいの仕事量が良いです。
次回は実際に私が使用しているRPAツールについてご紹介できればなぁ、と思います。
では、今回はこのあたりで~!!
nana
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