みなさん、こんにちは S です。今回はウイルス対策ソフト編 その4 ということで、私が担当させていただきます。よろしくお願い致します。

みなさんは「ワイルドスピード」という映画をご存知でしょうか。このブログが公開される頃には、シリーズ10作目が公開されてるほどの大人気シリーズです。

カスタムカーでのカーチェイスに派手なアクションと人間ドラマと私の好きなものを混ぜた大好きなシリーズです。このブログをワイルドスピードを語るブログにしたいくらい語りたいことはあるのですが、それはダメらしいので、今回は好きなキャラと好きな劇中で登場した車だけ書きましょう。
私は「ブライアン」と「ハン」というキャラが大好きなので、好きな車も2人の搭乗車である「X2のBNR34 SKYLINE GT-R」「X3のFD3S RX-7」が好きです。どこが好きかというと…はい。これ以上は止まらなくなりそうなので、やめておきましょう。それでは本題に移ります。

・NASのウイルス対策について

今回はNASのウイルス対策について、ご紹介したいと思います。ウイルス対策ソフトは「スキャン」をして、
対象のPC内にウイルスがないかを確認します。しかし製品によって仕様が異なります。
例えばNASを含むローカルではない範囲をスキャンしてくれるか否かも製品によって異なります
それではNASのウイルス対策を見ていきましょう。

・ローカルとは

まずNASの前に「ローカル」についてご説明したいと思います。前提としてPCにはローカルという環境が存在します。ローカル環境とは、簡単に言うとネットワークに繋がってなくても見れる環境です。PCに繋がっているLANケーブルを抜くか、ネットワークをオフにしても見ることができるフォルダやファイルはローカル環境にあると思ってください。

・NASとは

ではNASとは何かを説明すると、正式な記載は「Network Attached Storage」となります。
これがどんな機器かというと「複数のPCで共有できるネットワークで接続した外付けHDD」です。一般的なPCのHDDはPC本体に内蔵されている。もしくは外付けHDDであればUSB端子に接続して使用することになります。ですがNASはPCに直接つなぐのではなく、ネットワークを介して使用するHDDです。機能としては直接つなぐHDDと違いPC1台での使用ではなく、ネットワークを介して複数のPCでデータを共有して使用することが可能になります。逆に言うとネットワーク環境がなければ使用できません。

もう少し簡単に言うと、ファイルのバックアップや他の人と共有したい資料を置く場所とでも言いましょうか。今回はNASの説明がメインではないので、簡単にですがご説明させていただきました。

・なぜNASにもウイルス対策が必要なのか

ここまでの説明で「ローカル環境とNASの環境は別である」「NAS環境には用途に応じたファイルを配置する」ことが分かっていただけたと思います。ここで冒頭の話を思い出して欲しいのですが、NAS環境はファイルが存在するのにスキャンされているかが製品によるのです。

NAS用のウイルス対策ソフトを新規に導入するのはコストが掛かりますが、対策を全くしないのも問題有りです。

仮にNASがウイルスに感染した場合は、NASの役割上社内のネットワークに接続しており、利用者も多いことが想定されるため個人での被害にとどまらず多大な被害を及ぼすことになります。もう一点、具体的な例を挙げればランサムウェアの被害に遭ってしまい社内の重要なファイルが実質使用不可になることも想定されます。

実際に近年でもランサムウェアの被害は増えています。どうせバックアップがあるだけや大したファイルはないから…ということではありません。

・具体的なNASでのウイルス対策

しかしローカル環境でもウイルス対策ソフトを導入して、NASでも導入してと、対策にコストが掛かりすぎてしまうことから、NASのウイルス対策は少し軽視されている部分もあると思います。そこで今回対策として挙げるのが「ウイルス対策ソフトを組み込み型のNAS」を購入することです。

こちらはNASのウイルス対策として、すごく楽な手段となります。対策ソフトがインストールされた状態で出荷されますので、ネットワークに繋いで電源を入れることで自動で機能してくれます。

もう1つ大事なことは「ファームウェアを最新にしておく」ことです。ファームウェアはNASを管理するソフトウェアのため、脆弱性が発見されると更新プログラムが配布されます。こちらを適用することも大事なウイルス対策の1つですので、なるべく最新の状態を保つようにしてください。

・番外編 NASとDAS

ここでは番外編として少し補足事項を。NASとはLANで接続した外付けHDDだとご説明させてもらいました。ではもっと身近に使う機会がある外付けHDDはどうなのでしょうか?そうです。外付けHDDをカッコよく略すとDAS((Direct Attached Storage))です。DASも同様にウイルス対策が必要です。ですので、製品購入時は必ずウイルス対策ソフトが導入済みかどうかを確認してください。

現在は外付けのHDD.SSDを使用する機会もとても多いです。値段等の考慮すべき点は多いと思いますが、ウイルスに感染してしまっては悲しい結果を招くことになります。もし良ければウイルス対策も考慮すべき点にしてもらえたら、私もこのブログを書いて良かったと思います。

・まとめ

今回はNASのウイルス対策について、ご説明させていただきました。対策することは大事なことですが、「使用したい環境」「製品の仕様」を正しく理解しなければ、せっかく導入している対策にも穴ができてしまいます。

もしこのブログをここまで読んでいただいた方は、今一度自分の環境、導入している製品の仕様を確認してみてください。意外とスキャンできていない箇所が存在しているかもしれません。このブログがみなさんのウイルス対策を見直すキッカケになれば私も嬉しいです。それではお別れとさせていただきます。
以上 Sでした。アディオス

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S

新人として心火を燃やして頑張っています。最近は「分からない単語を調べると、更に分からない単語がある」という洗礼を受けてます。趣味は色々あるのですが、基本インドアなので読書かゲームをするかです。最近はもう少し外に出るように決意しました