お久しぶりです。KWです。
12月に入りラーメンが恋しくなる季節になりましたね。
私は11月に久々に二郎系ラーメンを食べる機会がありました。
久々だったので食べ切れるか不安で野菜を少なめにしたラーメンを頼んだのですが、めちゃくちゃ美味しくて翌日の禁断症状が止まらなかったです(笑)
二郎に行ったことのある人は知ってると思いますが基本的に二郎系ラーメンでは無料のオプションで野菜やニンニクの量を少なめにしたり、多くしたりする事が出来ます。ぜひ行ったことない人は行ってみてください!
二郎の無料オプションを知ったこの勢いで
本日はWSUSを構築する際のオプションを一部紹介していきたいと思います!
その前にWSUSとはなんぞや?という人はこちらの一課の技術書 WSUS編も見てみてください!
■WSUSの更新プログラムについて
①WSUSの分類について
前回の記事でWSUSは管理しているPCやサーバにOSに関する更新プログラムやOfficeに関する更新プログラムを配布して、効率よくWindows Updateをする事が出来ると紹介しました。
よって、「WSUS=更新プログラムを配布するツール」というイメージが出来ていると思いますが、具体的にどんなものを配っているのか紹介したいと思います。
デフォルトでは基本的にセキュリティの脆弱性を守るために「セキュリティ問題の修正プログラム」と「重要な更新」が選択されていることがありますが
WSUSを構築して設定する時どのような更新プログラムを取り入れるか選択する事が出来ます。
分類については以下にまとめてみました。意外と多いので頑張ってください。
②言語の選択について
日本語、英語以外にスペイン語や中国語など、20ヵ国語以上の選択をする事も出来ます。
一言語につき容量が約1.25倍増えますので容量のひっ迫にご注意です。
■WSUSのオプションについて
①アップストリームサーバの選択
アップストリームとはまずなんぞやから始まると思いますが
英語で直訳すると「上流」。ITの世界ではネットワークなどで端末側からサーバ側に向かっていく事を言います。
反対の言葉で言うとダウンストリームと言います。そのままですね。
こちらの設定ではWSUSを新規で作る場合はもちろん、既に設定しているWSUSを基に更新プログラムや特定の設定を同期する事が出来ます。
例えるならばゲームデータの引継ぎが近くないようで近いかもしれません。
またWSUSのダウンストリームサーバはWSUSのアップストリームサーバから
様々な設定が継承されます。
継承される設定は以下になります。
②更新ファイルの設定について
先ほどWSUSで継承される情報で「更新ファイルに関する設定」がありましたので説明させて頂きます。
WSUSはマイクロソフトから更新プログラムを通常のサイズでダウンロードし、端末側はWSUSから通常サイズでダウンロードします。
この時の端末側の更新ファイルは適用時に置き換えられます。
③高速インストールについて
通常の配布方式の他に高速インストールの設定があります。
高速インストールはマイクロソフトから通常の3倍の更新プログラム(高速用の更新プログラム)をインストールするのでWSUSサーバ自身のディスク容量は増えてしまいますが、端末側は既に適用している更新プログラムと比べるとWSUSから差分のみをダウンロードするので、ネットワークの負荷をその分削減する事が出来ます。
■まとめ
皆様いかがでしたでしょうか。
今回はWSUSの更新プログラムの種類やWSUSのオプションの一部を紹介させて頂きました。
私は4月からWSUSを構築する機会があったのですが、
運用保守側の立場と構築側の立場で視点が全然違っていましたので、更新プログラムの分類はどうするのかだったり、その事からサーバのディスク容量はどうしたら良いのかだったり、サーバアップストリームサーバなどのWSUSの機能をより知る事が出来て良かったと思います。
またこのブログを読んでいる皆さんがWSUSを構築する際や運用改善に役立てて頂けたら、めちゃくちゃ嬉しいです。
さて2022年もそろそろ終わりますが私は人生で生まれて初めて師走という言葉を実感しております。このブログを皆さんが読んでいる時、私はどうなっているのやら(笑)
それでは良いお年をお過ごしください。
私は年越しそばならぬ年越しラーメンに行ってきます。
KW
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