はじめまして。KW(ケーダブル)と言います。
私は去年の7月に入社して1年が経ちましたが、私の事を知らない人がまだいると思います。
なので皆さんに少しでも私のことを知ってもらえるようにまず自己紹介させて頂きます!
私はIT歴トータルで3年になります。
IT以外にもいろいろな業種を経験し、3年は経つものの分からない事はまだまだありますし、ITの世界って宇宙のようにとても分からない事ばかりだなあと感じています。
また神楽坂のシエルプレザンでは入社インタビューを紹介していて
私も社員インタビューを受けました!
色々な人がインタビューを受けているのでぜひ見てみてください!
好きな事についてはいろいろありますが特にラーメンを食べることが好きで、最近家系ラーメンによく行きます。
家系ラーメンとご飯の組み合わせは本当に飽きないですね!炭水化物は正義!
そんな私は最低月一でラーメンの補給は必要なのですが(希望は週一が良い笑)、私達がよく使っているWindows PCも同じように月一で補給が必要なのです!
それがWindows Updateなのだ!!
■Windows Updateとは??
Windows Updateとはマイクロソフトが提供しているWindows OSのシステムを最新に保つ為の機能です。
さらにWindows Updateの種類にはセキュリティ面で必要なものだけで無く
私達が日々パソコンを使う中でOffice(WordやExcel等)などの機能を向上させるものもあります。
身近なものでいくと皆さんが毎日閲覧しているスマホの「iPhone」や「Android」にも「ソフトウェア・アップデート」という機能があります。
皆さんは一度ならず何度も目にしたことがあると思いますが
この「ソフトウェア・アップデート」と「Windows Update」は同様の機能です。
さて、Windows Updateがどんなものか分かったところで大きな問題があります。
一斉にWindows Updateを行ってしまう事によって供給元のMicrosoftのサイトにアクセスが集中し、回線がひっ迫してしまいます。
イメージとしては超人気店のラーメン屋さんに大行列が起きてしまうようなイメージです。とても美味しくて人気なのは良い事ですが、すぐに美味しいラーメンが食べれないのは辛いですね。。。
そこで解消されるのが今回の主役。WSUSなのです!!
■WSUS(ダブルサス)とは??
WSUS(ダブルサス)とは、Windows Server Update Servicesの略でそれぞれの頭文字から取った4つの文字でWSUS(ダブルサス)となります。
※以降、WSUSで記します。
WSUSは管理しているPCやサーバにセキュリティパッチを配布して効率よくWindows Updateする事が出来るサーバです。
WSUSを導入する事によって、
前述したマイクロソフトにアクセスが集中してしまい回線がひっ迫してしまうのを回避することができるのです。
またWSUSを導入する事によって以下の様々なメリットが得られます。
■WSUSのメリットや機能について
①マイクロソフトに直接アクセスする必要が無い。
上記に記した通り、マイクロソフトからWSUSサーバに必要な更新プログラムを事前に同期しているので回線がひっ迫する問題がありません。
②管理しているPCやサーバの必要なセキュリティパッチを一元管理できる。
「この特定のPCに関しては今月分のセキュリティパッチは適用しない」や逆に「この特定のPCに関しては全部は適用せず一部だけパッチを適用したい」等、グループ毎に制御する事が出来ます。
③管理しているPCのサーバの必要なセキュリティパッチの適用状態が
把握出来る。
それぞれのPC、サーバがどのくらいセキュリティパッチが適用されているのかWSUSで確認する事が出来ます。
■WSUSで気を付けなくてはいけないこと
最後に私がWSUSの運用保守について経験した際に個人的に気を付けた方が良いなと感じたことを一部紹介させて頂きます。
①定例外で緊急セキュリティパッチが公開されることがある。
セキュリティパッチは基本的に毎月第二水曜日(日本時間)にマイクロソフトのサーバからWSUSサーバに同期されるのですが、その同期したセキュリティパッチが、さらに脆弱性が発見され、それに対する緊急セキュリティパッチが公開されることが時々あります。
企業の資産に被害が起きないようにセキュリティ面においては大事なことなので気を付けておく必要があります。
②毎月セキュリティパッチが増えていく事に対してのドライブの管理
WSUSが毎月マイクロソフトからセキュリティパッチが同期されると同時にWSUSサーバのドライブ容量が少しずつ圧迫されていくので毎月どのくらいのセキュリティパッチの容量が同期されるのか、WSUSのドライブ容量がそもそもどのくらいの容量なのか把握しておく必要があります。
③配布先のPCやサーバのダウンロードサイズの確認
メガサイズ程度なら問題は無いと思うのですが、ギガサイズにもなるとユーザへの影響も配慮しておく事も大切です。
ちなみにWindows7はWindows Updateの際にダウンロードサイズが表示されていましたがWindows10以降は表示されなくなってしまいました。
ですが以下のドライブ先にダウンロードサイズを確認する事ができます。
★Windows Updateの格納先「C:\Windows\SoftwareDistribution\Download」
■まとめ
今回はWSUSについて以下を自分なりに紹介させて頂きました。
①Windows Updateについて
②WSUSについて
③WSUSの機能
④WSUSについて気を付けること
いつ来てもおかしくない神出鬼没なウイルスに感染しない為にWindows Updateは重要な機能な一つです。
今回、この記事を読んでセキュリティの大切さに関心を持っていただけたなら幸いです。
またこのようなブログを書くことは慣れていないのですが、
WSUSについて学んだこと、大事と思ったことを記事にしてみて
自分はどのようにWSUSを学んだのか、仕事をしてきたのか思い返す事が出来て良かったと感じています。
私が最初の業務でWSUSの運用保守を行った際はセキュリティパッチを配布するツールだけのイメージだったのですが、実際に手で作業してみるとPCにセキュリティパッチを効率よく配布する段取りや下準備など配慮しないといけないことがありWSUSも大事なツールと感じることが出来ました。
WSUSについて何か学ぶことが出来たのであれば幸いです。
それではここまで読んで頂きありがとうございました。
KW
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