はじめまして。masaと言います!
今回は初投稿なので自己紹介させていただきます。
2021年4月に未経験で入社してからもうすぐ3年が経ちます。
ようやく慣れてきたかと思えばまだまだ分からないことがたくさん出てくる毎日です。
趣味はお菓子を作ることと食べることです。先週はさつまいもプリンを作りました。
少し薄味になってしまいましたが美味しくできました!
以前KWさんがLinuxについて説明していたので、
今回はそれに続いてUTMという仮想化ソフトウェアを使用し、
仮想環境でCentOS(Linux)を導入していきます。
UTMはMacOS用の仮想化ソフトウェアです。
私が使用しているPCはMacなので、
今回は手軽に使用できるUTMを使用します。
実践に移る前に、、、
なぜ仮想化ソフトウェアを使用するかというと、
1つのPC上で複数のOSを利用したり、
同時に複数のOSを起動できるようになります。
そのまま1つのPCで1つのOSを使うより処理速度は落ちてしまいますが、
何台もPCを用意しなくても良いのでその分のコスト削減することができます。
PCを何台も買うことができないので、
無料で練習用の環境が構築できる仮想化ソフトウェアは
とてもありがたい存在です(-人-)
それでは仮想環境の構築を実践していきたいと思います。
1.CentOSのISOイメージをダウンロード
仮想マシンを構築するにはISOイメージが必要になるためダウンロードしていきます。
ISO ファイルとは物理的な CD、DVD、BD を複製したデジタル ファイル形式のことです。
① 公式サイトへアクセスします。URLは下記になります。
https://www.centos.org/download/
②「ARM64(aarch64)」をクリックします。
今回(M1搭載)の場合はCPUアーキテクチャが[arm64]のため上記を選択していますが、
それ以外Macであれば[x86_64]のため「x86_64」を選択してください。
③ 表示されるミラーサイトへアクセスします。
④表示されるISOイメージをダウンロードします。
今回は「CentOS-7-aarch64-Everything-2009.iso」をクリックします。
20-30分ほどかかるのでゆっくり待ちましょう。。
2.UTMのインストール
次にUTMをインストールしていきます。
① GitHubにアクセスします。
URLは下記になります
https://github.com/utmapp/UTM/releases
②v4.4.5をクリックします。
③下までスクロールしてInstallationの「macOS」をクリックします。
④「Download from GitHub」をクリックし、「UTM.dmg」をダウンロードします。
⑤ダウンロードした「UTM.dmg」を開き、
「Applications」にドラッグ&ドロップしてインストールします。
3.仮想マシンを構築
①UTMを起動して「新規仮想マシンを作成」をクリックします。
②「仮想化」をクリックします。
今回はPCと同じCPUアーキテクチャのため、処理の早い仮想化を選択しましたが、
PCと異なるアーキテクチャを選択する場合はエミュレートをクリックします。
エミュレートとは装置やソフトウェアなどを
別のソフトウェアで模倣し、動作させることです。
③「Linux」をクリックします。
④起動ISOイメージの選択から先ほどダウンロードをした
ISOイメージを選択して、続けるをクリックします。
⑤今回はハードウェア設定、ストレージ設定、共有ディレクトリ設定の
細かい設定はしないのでそのまま続けるをクリックします。
ハードウェア設定:使用しているPCの半分以下の値を推奨。最小値は1GB。
ストレージ設定:使用分しか消費しないためお好みで。。最小値は10GB
共有ディレクトリ設定:導入後でも設定できるため、必要があれば随時設定追加。。
⑥仮想マシンの名前を設定して保存をクリックします。
これで仮想マシンの構築は完了しました。
4.CentOSのインストール
最後にCentOSをインストールします。
①仮想マシンを起動します。
②「Install CentOS 7」を選択してEnterを押します。
2-3分ほどかかります。
③インストール時に使用する言語は「日本語」を選択して続行をクリックします。
④インストール先の設定をクリックします。
⑤今回は特に変更しないためそのまま「完了」をクリックします。
⑥「インストールの開始」をクリックしてインストールします。
⑦インストール中にROOTパスワードとユーザーを作成します。
⑧インストールが終了したら仮想マシンをシャットダウンします。
⑨UTM上で先ほど作成した仮想マシンの「CD/DVD」を選択し、
使用したISOイメージを削除します。
⑩起動してインストール時に作成したユーザー情報を入力してログインできたら完了です。
現場ではRHELというLinuxを使っているので互換性のあるCentOSの導入についてご紹介しました。
普段はコマンドを打つことが多く仮想環境を構築する機会はなかなかないので良い復習になりました^^;
次回はLinuxのコマンドについて検証していきます。
今回はMacのみとなってしまいましたが、
どこかでWindowsでのインストールについてもご紹介できればと思います。
masa
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