お疲れ様です。KT です。
2025年8月はKTが1課の技術書を作成します。
前回のブログでは仮想化について説明し、VMwareの代表的な製品としてVMware vSphereをあげました。
今回は前回の続きとしてVMware vSphereの概要について記載します。
前回の仮想化についての記事も是非見てみてください!

仮想化の種類について
仮想化は大きくホストOS型とハイパーバイザー型とコンテナ型の3つに分けられます。
ホストOS型は、物理サーバのOSの上に仮想化ソフトウェアをインストールし、その上で仮想マシンを構築する技術です。物理サーバ上のOSをホストOSと呼ぶため、ホストOS型と呼ばれています。また仮想マシン上で動作させるOSをゲストOSと呼びます。
ハイパーバイザ型は、物理サーバのハードウェアに仮想化ソフトウェアを直接インストールして仮想サーバを構築する技術です。
コンテナ型は、アプリケーションとアプリケーションの実行に必要なものをまとめてコンテナと呼ばれる環境に入れて、ホストOS上で実行する技術です。コンテナ型はホスト OS 型やハイパーバイザー型と違い、ゲスト OS を必要としないため、負荷が小さく動作も速いこともあり、ここ最近非常に注目されています。ここ最近コンテナ関連のオープンソースプラットフォームでKubernetesやDocker等の用語を耳にすることも増えてきています。
ここで取り扱うESXiはハイパーバイザー型です。

VMware vSphereはいくつかのコンポーネントを使って仮想マシンor仮想サーバを作成し一括管理します。コンポーネントとはソフトウェア、システムの構成する部品や要素のことを指します。VMware vSphereが何の材料でできているかみたいな話ですね。VMwareの主なコンポーネントは下記の3つです。


1.ESXi
2.vCenter
3.vSphere Client


1.ESXi


ESXiは複数の仮想マシンを実行するためのコンポーネントです。物理サーバにESXiをインストールすることで複数の異なるOSを同時に実行したり、サーバリソースを効率的に利用したりすることが可能になります。ESXi上で仮想マシンを作成し、それぞれの仮想マシンにOSをインストールして、OS上にアプリケーションを導入することで様々なシステム運用を実現できます。

ESXiは上記の図のように物理マシンの上に乗って基盤となり仮想マシンを支えてます。ESXiは仮想マシンを支えるような縁の下の力持ち的なポジションですね。



2.vCenter

vCenterはESXiで作成した仮想マシンで運用・管理する仮想環境を統合管理するコンポーネントです。ESXi上に入れたOSやアプリケーションを管理できます。
vCenterを入れることでHAやvMotionという機能を使えるようになります。

HA(High Availability)機能とはホストサーバで障害が発生して故障した際、仮想マシンを自動的に別のホストサーバで再起動する機能です。Availabilityは日本語では可用性でシステムやサービスが正常に機能し、利用可能である能力のことを指します。障害などが発生した際にサーバが停止する時間を最小限に抑えることができます。サーバが停止してしまうと普段行っている業務ができなくなるので、お客さんからの信用を失うことになります。それだけ重要な機能となっています。

vMotion機能とは仮想マシンを停止させずに仮想マシンを移動する機能です。1つの共有ストレージ上にある仮想マシンを2つのサーバー間で移動できます。


3.vSphere Client
vSphere ClientとはVMware vCenter Serverにアクセスし、操作する際に使うGUIベースのインターフェイスです。vSphere Clientを経由しブラウザからvCenterにアクセスし、管理画面から一括で仮想マシンを管理できます。


■最後に
今回はVMware vSphereを構成する要素や機能について説明しました。一つ一つの単語の意味を理解しきれていない部分も多くあり、文字にしてアウトプットすることで自分の頭の中を整理できて良かったと思います。
現場でシステムリプレースがあり、ここ最近キャパシティ管理としてCPU、メモリ、ディスク使用率について取り上げられることが多いため、次回の技術書のテーマにしようと思っています。
それでは、次回の技術書でまたお会いしましょう!!

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KT

2022年よりIT業界に従事。開発からインフラに現在は転向して切磋琢磨しています。趣味はゲームとフットサル。