初めまして。KTです。2024年7月分の1課の技術書はKTが担当させていただきます。軽い自己紹介にはなるのですが、シエルプレザンには転職フェアのイベントで社長と会話する中で社長の人柄に惹かれて入社しました。趣味はゲームやフットサルなどです。
現在現場では発生したインシデントの管理やお客さんに提出する運用ドキュメントの作成等の運用業務全般を中心に行っております。今回は“仮想化”というテーマでブログを書いてみようと思います。また、業務でVMwareという製品名を耳にする機会も増えてきたため、それについても取り上げます。

仮想化とは…?
仮想化とはソフトウェアによって複数のハードウェアを統合することで、1台のサーバが複数のサーバのように振る舞うことができるようにする技術です。仮想化プラットフォームの市場において世界トップシェアを誇る製品がVMwareです。
言葉だけでは仮想化の意味が伝わりづらいと思うため、図を添付します。下記に添付した画像が仮想化のイメージです。仮想化ソフトを使うことで複数のサーバを1台のサーバに統合できます。3台あるサーバが1台になっていて非常にお得感がありますね。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 仮想化-1024x437.png


仮想化にはどのようなメリットとデメリットがあるのか。仮想化のメリットとデメリットをあげます。

仮想化のメリット
・コストの削減
→サーバの台数を削減できるため保守費用やサポート費用などのコストを削減できます。
・省エネ・省スペース
→サーバの台数を減らすことでエネルギーやデータを管理する場所も削減できます。
・運用効率が良くなる
→物理サーバ1台で管理できるため、異なるOSでも運用を簡単に管理できます。
・リソースを有効活用できる
→仮想化することで余剰リソースを有効活用できます。
・災害対策として有効活用できる
→仮想サーバは冗長化構成が容易のため迅速にサーバ環境の復旧が可能です。
※冗長化:サーバやネットワークのアクセス集中によって負荷が上がることに備えて予備の設備を用意することでサービスを止めずに継続して提供できるようにすること。

仮想化のデメリット
・セキュリティ対策が難しい
→仮想環境特有のセキュリティ対策が求められます。
・サーバのリソースが少ない場合は効率が悪くなる
これらのメリットとデメリットを比較した上で仮想マシンを導入する企業は多いようです。

VM wareとは…?
VM wareとは1998年に設立されたアメリカの企業で、読み方はブイエムウェアと読みます。VM wareは、数多くの仮想化ソフトウェアやその関連製品を開発・販売していたIT企業です。VM wareのVMは仮想マシン(Virtual Machine)のことを指しています。VR(Virtial Reality)だったりVtuberだったり、日常生活でVirtialという単語を見る機会が増えているように感じます。ITの業界でも仮想化(Virtualization)が注目されるようになってきているようです。仮想化プラットフォーム市場においては、現在も世界でトップシェアを誇ります。また、VM ware社が手掛けた製品を「VM ware」と呼ぶことも多いです。

VM wareの代表的製品について
VM wareの中で最も代表的な製品と言って差し支えないのがVM ware vSphereです。私の現場の業務でもよく耳にします。機能については、次回のブログで紹介します。

■最後に
今回はVM wareの概要や仮想化について説明しました。
現場の業務でどうしてもインプットばかりになってしまって蓄えた知識をアウトプットする機会があまりないと感じていました。そのため今回のブログ作成をきっかけにアウトプットすることで頭を整理できて良かったです。
短くはなってしまいましたが、今後も私自身の頭を整理しつつも有益な情報を発信できたらと思っています。次回の技術書ではVM ware vSphereの機能など含めブログにしようと思ってます。(予定なので、変更はあるかもしれませんが、、、、、)
それでは、次回の技術書でまたお会いしましょう!

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KT

2022年よりIT業界に従事。開発からインフラに現在は転向して切磋琢磨しています。趣味はゲームとフットサル。

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